そうして、もしや兄様がそこいらに、いらっしゃりは仕舞いかとソッと呼んで見ました. 「ルル兄さま・・・」 けれども広い御殿のどこからも何の返事もありません. 遥かに遥かに向うまで続いている銀の廊下がピカピカと光っているばかりです. ミミは悲しく…
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